公務員の採用試験を受ける方の中には、「複数の自治体から内定をもらった」という人もいると思います。
その場合、本命の自治体以外は断らないといけませんね。
今回は、公務員(市役所)の内定辞退についてまとめてみました。
公務員の内定辞退はいつまでにするべき?

公務員の内定辞退について、明確な期限は定められていません。
合格すると「意思確認書」のようなものを書かされる場合もありますが、それも法的なものではありません。
倫理的に、「私はこの役所に入庁します」を意思を示すものです。
さすがに入庁日前日の内定辞退は常識がないと思いますが、たとえば8月に市役所に合格したけど10月に本命の市役所に合格したから辞退します、という例はあります。
内定辞退を決めたら、とにかく早く担当者に連絡することがポイントです。
人事も内定辞退は予測していますが、やはりあまりギリギリにするべきではないでしょう。
繰り上げ合格や、研修の再調整など、内定を辞退されることで採用担当には仕事が新たに発生します。
内定辞退の方法は?

内定辞退の方法は以下の通りです。
- 電話
- 訪問
- メール
最も多いのは電話ですね。
やはり直接謝ることが大事なので、メールはオススメしません。
訪問は誠意がありますが、担当者がいない場合もあるので、電話の方が時間のロスが少ないかもしれません。
内定辞退の際、場合によっては、改めて書面で内定辞退の旨を提出してほしいと言われる場合があります。
担当の人の指示に従いましょう。
公務員の内定を辞退したら、怒られる?

実際に内定辞退の連絡を入れるまでは、「怒られるかも?」と不安になるかもしれません。
市役所の場合、何度か内定辞退の電話をそばで聞く限り、怒られるのを見たことがありません。
なので公務員の内定を辞退しても、怒られることはないと思います。
ぜひ来てほしいと思う人に断られたらショックですが、しょせん仕事の一環です。
内定は法的効力の発生する契約ではありませんし、自分の人生に関わることですから仕方ないと言えます。
ただ、内定辞退できて当然という態度は問題がある(採用活動にもコストがかかる)ので、可能なら理由を伝えて丁寧にお断りしましょう。
まとめ
以上、公務員の内定辞退について見てきました。
- 内定辞退に期限はないが、早めに
- 内定辞退の方法は電話が多い
- 内定を辞退しても怒られないが、誠意ある対応を
よく考えて、納得のいく決断をしたいですね。
市役所か県庁か迷っている方は以下の記事をどうぞ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。