こんにちは、アラサー公務員のミサギです。
昔は楽でえらそうだった(らしい)公務員ですが、今は行政改革で人数は減らされ、コロナで業務は増えてどこも大変な時代です。
たとえば先輩がコロナワクチンの担当課に引き抜かれたため、自分の残業が増えた、という人もいます。
そんな市役所などで働く公務員は、うつ病で休む人が多いのでしょうか?
自分の働く市役所を例に見ていきたいと思います。
全国的に、うつ病などで休む公務員は増えている
ニュースによると、精神疾患で休職する地方公務員は1999年度は10万人当たり327人、2019年度は1643人で、この20年で5倍に増えているそうです。
メンタルヘルスについて認知されたため病院に行って休む人が増えたのだと思いますが、5倍は多いですね。
市役所でうつ病で休む人は多い?

私の職場では、正確な人数はわかりませんが、うつ病で休む人は毎年数人います。
顔が思い浮かぶだけで3~5人くらい。
人数にすると少ないかもしれませんが、市役所だと一つの課に4人しかいないところもあるので、1人抜けてしまうと穴が大きい場合があります。
うつ病になる職員はどんな人?どの部署が多い?

やはりというか、うつで休職するのは福祉部の人が多いです。
どう考えても仕事きついですしね。
ただ総務系(税など)で休んでいる人もおり、仕事内容だけではなくそのときの人間関係、プライベートの問題などがあるのだと思います。
うつで休む人は、真面目でおとなしい人がほとんどですね。
仕事を頑張っているけどうまく助けを求められずに、抱え込んでしまうタイプです。
ただ、真面目過ぎない明るい人が、たまたま意地悪な人と同じ課になり病んでしまった例もあります。
市役所では仕事内容だけでなく、人間関係も人事異動でガラッと変わるので、運次第なところはありますね。
うつで休職した場合、出世は難しい?

今の課長・部長級で「昔うつで休んでいた」という人はいません。
なのであくまで推測ですが、公務員(市役所)がうつで休職した場合、出世はあきらめた方がいいと思います。
うつから復職した後、自らの希望で降格した人もいます。
通常、復職した職員は元いた慣れている部署か、別のそれほどきつくない部署に配属されます。
新たにキャリアアップというよりは、心身の様子を見ながら仕事を続けてもらう、という意図があるのだと思います。
うつ病と偽ってずる休みをする人もいるの?
うつの診断が出るかどうかは各医師の判断によります。
血液検査のように数字で出るわけではないので、ぶっちゃけ詐病しようと思えばできるのではないでしょうか。
そして非常に言いにくいですが、俗にいう「新型うつ」みたいな人が休むときもあります。
仕事には来られないけど、プライベートでは元気という。
めったにいませんけどね。
その人たちのせいで、本当に病気で苦しんでいる人たちまでマイナスの目で見られないかと気になります。
まとめ
ここまで、市役所職員がうつ病で休むことについて見てきました。
- 全国的に、うつ病などで休む地方公務員は増えている
- 市役所でも毎年数人はうつが原因で休んでいる
- 休職する人は福祉部の人が多いが、他の原因もあるので一概には言えない
- うつ病で休んだ場合、出世は難しいかも
- ずる休みっぽい人もいるにはいる
公務員は最大3年間休職できます。
安心して休めるとはいえ、うつは治るのに時間がかかるので、できれば初めから病気になりたくないですよね。
必要な時には周りに手伝ってもらいながら、健康に働きたいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。