公務員(市役所)に向いている人、向いていない人って?元・人事が教えます!

公務員向いている 公務員

皆様こんにちは、アラサー公務員のミサギです。

これから就職、もしくは転職を考える人の中には、公務員を選択肢に入れている思います。

今回は、公務員の中でも市役所について、どんな人が向いているのか?こういう人には向いていないのでは?ということについて、人事課業務も経験した中で感じたことについて述べていきたいと思います。

仕事をする時間は長いです。就職後のミスマッチを防ぐためには、そもそも自分は公務員に向いているのか?という適正について考えることも重要です。

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市役所に向いている人

協調性のある人

これは適正というよりも必須条件です。

職員1人で仕事を担当することは少なく、上司や同僚と協力しながら進めていきます。他部署の人と連携しながら事業を進めることもあります。

いわゆる「根回し」が様々な場面で求められます。

そして国、県、市長の言うことは絶対です。

最近はふるさと納税に関して国と泉佐野市がバトルを繰り広げていましたよね。個人的には国がやりすぎだと思いますが、逆らうとこうなるという例ではあります。

協調性があるというのは、後ろ向きには「上に歯向かわない人」とも言い換えられます。

独立してバリバリ働く能力よりは、他者とうまくやっていく能力が、公務員では特に求められます。

人と話すのが好き

会話

市民、役所の他部署の人たち、業者、各団体…。公務員は、たくさんの人と日々関わりながら仕事を進めます。

スケジュール調整、議案、政策に関する打ち合わせ、クレーム対応…。とにかく人とコミュニケーションをとることが多いです。

よく就活では「コミュニケーション能力が大事」と言われますが、公務員にもそれは当てはまります。

特別秀でている必要はありませんが、言いたいことが相手に伝わり、相手の話の主旨を理解する。そんな基本的な対話能力が求められます。

そのため、人と話すことが好きであれば、仕事をスムーズに進められると思います。

使命感がある人

言うまでもなく、市役所の職員は市民にサービスを提供するためにいます。

子育ての分野で市民の役に立ちたい、もっとこの街のいいところを発信していきたいなど、市政に対する熱意をもっていれば、かなり公務員の適正があるといえます。

市役所に入ってから壁にぶつかっても、志望動機が安定ではなく使命感ならば、乗り越える大きな原動力となります。

具体的なやる気のある人を、人事は求めています。

市役所に向いていない人

一方、市役所には向かない、これまでに立派な経験をしているけど採用したくないな、という人はどんな人でしょうか?

メンタルが繊細すぎる人

殴る

市役所では、クレームが毎日のようにあります。

「大学を出たくせにそんなこともできないなんて馬鹿じゃないの?」

「公務員なんか大嫌い。自分の腹を肥やすことばかり考えて」

「子育ての大変さは、あんたごときには分からない!」

全て、実際に私が言われた言葉です。このように、かなり感情的に責められることがあります。

なので、他人の悪意ある物言いに耐えられない、もしくはクヨクヨを引きずってしまいうまく切り替えられない人は確実に病みます。

少なくとも市役所はおすすめできないので、県庁や国家公務員など、別の試験を検討されることをおすすめします。もちろん、他の公務員でも別の意味でストレスフルな場面はあると思いますが…。

体育会系のノリが苦手

市役所は村社会です。

上司の言うことはほぼ絶対。上司や年齢の高い人は敬うのが当たり前。飲み会では部下が酒を注ぎ上司の機嫌をうかがいます。

上に気に入られるかどうかが、仕事の出来よりも重要な意味を持ちます。

体育会系の部活でそういうノリに慣れている方はいい(むしろ上司に可愛がられる)のですが、そうでないと結構とまどうと思います。

完璧主義者

100点

全ての仕事に100点満点を求める方も、市役所には向きません。

市役所の仕事は、多岐に渡ります。

1つの課の中だけで見ても、たとえば道路工事の苦情で現場に行く、議会の答弁作成、業者との契約事務、決算資料の作成…など、一人ひとりが複数の仕事に携わります。その中で、職人のように全ての仕事を納得いくレベルにこなすのは難しいです。

内部の会議資料を、市民に発送する文書と同じ真剣さで作成していると、集中力がもちません。

市役所で求められるのは幅広い分野を適度なレベルで達成するゼネラリストです。

そこそこの出来でいいこと、きちんとしなけれなならないこと、メリハリをつけて取り組むことが重要です。

そのため、自分の仕事はいつもきっちりとこなしたい方は、研究者など別の道を検討することをおすすめします。


以上、市役所職員に向いている人、向いていない人についてまとめました。

仕事の適正といっても、今や転職は当たり前の時代なので、合わなければまた次を探す、くらいの気軽なテンションもありだと思います。

公務員に転職してきた民間の人、逆に市役所をやめて別の企業に行った人も実際にいます。

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