こんにちは、アラサー公務員のミサギです。
たまたま「公務員 感謝されない」という検索ワードを見つけて、「ああ確かに」と共感したので今回の記事を書いてみました(笑)
市役所についてみていきますね。
感謝のほとんどが、レジと同じ感覚

コンビニやスーパーで買い物をしたら、大抵の人はレジの人から商品を受け取るときに「ありがとうございます」と言うか黙礼をしますよね。
市役所で市民からされるお礼の大半がこれと同じです。
つまり「あなたがいて助かった!」という心からの感謝ではなく、手続きをしたことに対する形式的なお礼です。
この形式すらないことが多いです。
高齢者から「ちょっとこの窓口どこ?」と雑に聞かれ、その場所までお連れしても一言もなし、とか。
もちろん形式も感謝の形の1つではありますが、公務員を目指していたときに想像していたのとは違うな、というのが正直な印象です。
されて嬉しくなるような感謝はほとんどないというのが現実です。
先輩職員が語る「市民からの感謝がやりがいは妄想?
自治体の説明会などで「仕事のやりがいは?」と質問すると、ほぼ100%「市民から感謝されるとやりがいを感じます」という答えが返ってきます。
上に述べたように、公務員はほとんど感謝されません。
しかしまれに、まれに「あなたに対応してもらってよかった」と言ってくださる方はいます。
私の場合は、苦情処理のときでした。
すっきりと解決したわけではなかったのですが、話を真剣に聞いたことで、その方は満足してくださいました。
なので、投げやりにならずに真面目に仕事に取り組めば、感謝されることもあります。
なぜ公務員は感謝されないのか?

公務員が感謝されない理由について考えてみました。
そもそも市役所に来たくないから
おそらく市役所に喜んで来る人はいないと思います。
戸籍や印鑑証明、手続きに必要だから仕方なく…という方が多いでしょう。
道路の整備がなっていない、一言物申す、という方もいるかもしれません。
いずれにせよ、デパートやテーマパークのように楽しみを求めて来るのではなく、やや面倒な用事があって来る人の割合が高いです。
そのため、職員に感謝することが少ないのは自然といえます。
給料が税金から出ているから
悪質クレーマーのよくあるセリフが「誰の税金で給料もらってるんだ!」です。
つまり、市民の血税で生活しているんだから、サービスは当たり前、感謝なんか不必要という意識が根底にあります。
職員もきっちり払ってますけどね?と思いますが、不景気で行き場のない怒りが公務員に向くのは仕方ないのかもしれません。
まとめ

苦情の処理、住民票の発行、税金の徴収、イベント…住民と関わる機会は数多くあります。
感謝されるかどうかにかかわらず、誠実な対応を続ける中で、その思いが伝わる場面はあると思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!