こんにちは、アラサー公務員のミサギです。
大学生で公務員志望の方は、そろそろ勉強に本腰を入れている頃だと思います。
そこで今回は、市役所を就職先として考えている人に向けて、職場としての市役所の雰囲気ってどんなかんじ?ということを、これまでの経験からまとめてみました。
職場の雰囲気は基本和やか

公務員は穏やかでまじめな人が多いので、あまりピリピリした雰囲気はありません。和やかです。
元銀行員の職員は、「銀行では1時間の叱責とかあったけど、ここは和やかですね!」と言っていて、銀行怖いな・・・と思いました。
ただし部署によります。
私が前にいた部署は、課長がお気に入りの女性職員をかわいがっていて、逆に私への態度がやや冷たかったので居づらかったです。そんな中、別の男性職員は気さくで話しやすかったので、病まずに過ごすことができました。
また、和やかな雰囲気が行き過ぎて、新手の雑談ハラスメントでは?と思えるレベルに雑談の多い上司がいます。
ひどいときは、1日で2時間ほどしゃべっています。自分の若い頃の話とか、スポーツの結果とか。
その上司のお気に入りの職員(私は違うw)は、話しかけられると無視もできずに丁寧に返しています。部下としては、上司を邪険にはできませんからね。
楽しんで会話しているならいいですが、面倒なときもあるだろうなあと思います。この時間がなければ、もっと早く帰れるのでは?
職員同士の距離が近い

良くも悪くも職員同士の距離が近いです。
週明けに「〇〇さんと××さんがショッピングモールで歩いていた!つきあっているんだね」という会話がざらにあります。
噂話が多いところが、村っぽいなと感じます。
出身大学が同じだと、そのグループで懇親会や旅行があったりします。
同性同士も、仲のいい人は仕事後にジムやご飯に一緒に行っています。
課や部の飲み会は、課の歓送迎会、忘年会or新年会など、年に3~4回程度でしょうか。
部課で行う飲み会は1か月前から日程調整を行うので、仕事の延長というかんじですね・・・。
慰安旅行も、課によってはあります。楽しくはないですw
このような近さが嫌な人には、市役所の人間関係はきついかもしれません。
体育会系

上司の言うことは絶対です。法律にも書いています(笑)
(法令等及び上司の職務上の命令に従う義務)
第三十二条 職員は、その職務を遂行するに当つて、法令、条例、地方公共団体の規則及び地方公共団体の機関の定める規程に従い、且つ、上司の職務上の命令に忠実に従わなければならない。
地方公務員法( 昭和25年法律第261号 )
法的なことだけでなく、年下、新入職員は上司に逆らえない雰囲気があります。
年功序列で前例主義の古い体質なので、自然とそうなるのでしょう。
歓送迎会で、新人は全員にお酒をつぎながら挨拶をして、大変だなあと思います。まさに大学の体育会系サークルを思わせます。
体育会系のノリに慣れていない新人は、正直居づらいと思います。
ただ、年数が経って新しい人が入れば、今度は気を遣われる側になります。
部署によって年齢構成が違う
どうしても、新人や若い職員は税や福祉といった窓口に配属されることが多いです。
そういうところは土木系の部署に比べると、明らかに若い人の比率が高いです。仕事が大変な代わりに、みんな仲良さそうです。
逆に、土木系の部署はお年寄りが多いです。 パソコン操作が苦手なかんじの。
こういうところに女性職員がポツンといたら、ちょっとやりづらいだろうなあと思います。
どちらがいいということはありませんが、部署によって雰囲気が全く異なることは確かです。
まとめ
以上、市役所の職場の雰囲気についてまとめました。
- 基本的に和やか
- 職員同士の距離が近い
- 体育会系
- 部署により年齢構成に差がある
「職員同士の距離が近いこと」をプラスにとらえられるなら、市役所はとても快適な職場だと思います。
もう少しあっさりした人間関係がいい!という方は、県庁を視野に入れてみてもいいかもしれません。市役所と県庁の違いについては、以下の記事を参考にしてみてください。