こんにちは、アラサー公務員のミサギです。
市役所では人間関係が辛いという人が少なくありません。
閉鎖的で縦割りな職場のため、上司とうまくいかずに病んで休む人もいます。
さて、自分はコミュ障だと思います。
周りの人たちのように雑談で笑い合うことはなく、仕事後に一杯飲みに行くなんてコロナ前からありません。職場結婚なんて逆立ちしてもありえません(笑)
しかし10年間公務員(市役所)として働いてきた中で、運良く人間関係で大きく悩むことはありませんでした。
みんなから好かれるとは言えなくても、困らない程度の人間関係を築くコツについて書いていきたいと思います。
そもそもコミュ障とは?

医学的には言語障害等などでコミュニケーションが難しくなることを指しますが(参考リンク)、ここでは日常的に使われるコミュ障の意味で使っています。
私の場合はたとえば、
- 自分から話しかけることができない
- 「適当にしといて」の指示が一番困る
- 会話が続かない
- 場の空気感がよくわからず黙っていることが多い
- 話すことそのものに緊張してつまることがある
などです。「人見知り」にも当てはまりますが、一歩進んで(?)日本社会生きづらいなーと思っています。
コミュ障が気をつけるべきこと
では、そんなコミュ障公務員が最低限の人間関係を築くコツについて見てみましょう。
前提として、仕事はサボらずにこなす必要があります。
挨拶だけは元気よくする

これ絶対です!
実際に挨拶と仕事の出来は関係ないかもしれませんが、挨拶ができないと「挨拶すらできない奴」というレッテルを貼られます。
そこまで元気よくなくてもいいので、周りに聞こえる程度の声で朝と退勤の挨拶をしましょう。
休みをもらう前ともらった後のお礼も大事ですね。
他の市ではわかりませんが、入庁したばかりの頃何も知らずに言い忘れたら怒られました。なら教えてくれよ。
トイレでは別にいいと思いますが、廊下で誰かとすれ違ったらとりあえず会釈だけでも。
「お疲れ様です」と言えれば(たぶん上の人からは)好印象ですが、そこまで無理しなくても大丈夫です。
不安なことはとりあえず聞く

ビジネスマナーの「ホウ・レン・ソウ」の「相談」に当たる部分です。
特に新人の方や異動してきたばかりの方にお伝えしたいことです。
仕事の進め方や電話対応での返事をどうすればわからないとき、コミュ障の方は聞くのをためらいがちではないでしょうか。
少なくとも私はそうでした。「こんなこともわからないのか」、「今忙しいのに」と不機嫌になったり馬鹿にされたりするのが怖いので。
でも間違いがあれば困るのは市民です。なので恥ずかしがらずに聞いてみましょう。
聞かずに間違う職員より、時間がかかっても正しいことをする職員の方が信頼されるのは言うまでもないことです。
メモをとって事務を繰り返すうちに、聞かなくてもできるようになるはずです。
飲み会は最初のうちは参加する

市役所では、飲み会文化はまだ残っています。幹事とか役割がまわってきます。コロナのおかげで今はないですけどね。
最初のうちは拒否権なんてないので、とりあえずあきらめ参加しましょう。
年次が経ったら断れるかもしれませんが、部長も参加する忘年会だとやっぱり強制イベントです。
話したくてたまらないおじさんおばさんばかりなので、しょうもない話もうなずいて聞いているふりしておけば大丈夫です。疲れたらトイレに逃げましょう。
噂話・悪口はほどほどに
噂話に巻き込まれた経験はありませんが、噂の多い市役所なので危険性はあると思います。
よくない噂を聞いた場合は、「へー」、「そうなんですか?」を繰り返して、否定も肯定もしないようにしましょう。
悪口も言わない方が無難ですが、愚痴をいうとスッキリしますよね。
悪口は仕事上関わりのない人に言うか、信頼できる同期に言うのがよいですね。
コミュ障の公務員って多いの?

私のように性格的な意味でのコミュ障なら結構いると思います。
真面目な人が多いですね。
仕事をきっちりこなしていれば、コミュ障だから疎外されるということはないと思います。
まとめ
以上、コミュ障公務員が最低限の人間関係を築くコツについて書いてきました。
- 仕事はきちんと行う
- 挨拶をする
- わからないことは聞く
- 飲み会は、最初のうちは出席する
- 悪口は同調しない、言う相手に注意する
マナーを守って接しているのに裁量を超えた仕事を押し付けてくるとか明らかなパワハラをしてくる奴がいたら、証拠を集めて人事に訴え、心身病んだら休みましょう。
皆さまが安心して公務員を続けられますように。